「夏の騎士」百田尚樹

百田尚樹さんの「夏の騎士

クラスでもパッとしない小学生3人が騎士団を結成し、友情、恋、冒険を経験しながら成長していく、昭和を舞台にしたお話。

私が主人公と同い年ということもあり、作品中の世界観や、自身の子ども時代を懐かしく思いつつ、「勇気」や「ベストを尽くすこと」の大切さを再認識させられました。大人になってからは、そういったことを意識することがなかったのですが、実は大人の世界でも重要ですよね・・・

百田さんの過去の作品である「永遠の0」、「影法師」のような重厚さや深い感動はありませんが、とても読みやすく、爽やかな読後感でした。