「ホワイトラビット」伊坂幸太郎

週刊文春ミステリーベスト10 第3位」
と、あったのですが、直前に読んだ「マリアビートル」と比べるとだいぶ薄味な印象(プリングルスとうす塩くらいの差)。終盤にトリックの説明もありますが、ずいぶん複雑でちょっとわかりにくいです。
「作者がしゃしゃり出てくる」という演出だとは思いますが、独特な文体は読んでいてかなり気になりました。「レ・ミゼラブル」を読んだ人と読んでいない人でも評価が分かれるのかもしれません。
 
Amazonの評価は高いようですが、伊坂幸太郎さんの他の作品と比べると、評価がわかれそうです
伊坂幸太郎さんのファンなだけに、ちょっと残念でした。

 
 
ホワイトラビット(新潮文庫)

ホワイトラビット(新潮文庫)

  • 作者: 伊坂幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/07/10
  • メディア: Kindle