「すべてがFになる」森 博嗣

森 博嗣さんの「すべてがFになる

孤島の研究所で、少女時代から隔離された生活を送っていた天才・真賀田博士。ある日、密室である彼女の部屋から両手両足が切断された死体が発見される。一体、誰が、どうやって・・・

前代未聞の死体の登場の仕方に度肝を抜かれました。そして、真相が明らかになった時、衝撃を受けました。

理系的な表現が多い分、「でも、当時の技術だと・・・」と、一瞬、無粋な突っ込みを考えてしまったりもしましたが、とにかく面白かった!

頭の良い犀川先生と、それをはるかに凌駕する真賀田博士。それぞれの思考や、やり取りも興味深かったです。おすすめ。